適切なものはどれか
1.胃ろう部にスキントラブルのない方は、ドレッシング材で被わず石鹸で洗うことも浴槽に入ることもできる
2.嚥下障害の初期症状を認めたら、誤嚥性肺炎や低栄養を予防するため、直ちに経管栄養チューブや胃ろうに切り替え、必要栄養摂取量の確保を行う
3.胃ろうから栄養補給しており療養者でも、摂食・嚥下機能をアセスメントして経口摂取が可能な場合は、経口移行計画を作成し、それに基づき経口摂取を進める
4.尿道留置カテーテルによる尿路感染を予防するため、日常的に膀胱洗浄を行う
5.尿道留置カテーテルの糞尿バッグについて、移乗時に膀胱より高い位置になって逆流が起こらないように留意しなければならない
まず、順不同ですが尿道留置カテーテルについて必要な場合は
綿密な水分出納管理が必要
重度の尿路通路障害
尿閉による水腎症や腎機能低下
泌尿器科系術後の創部の安静
などが挙げられます。
尿道留置カテーテルでは合併症に注意が必要で
尿路感染症
膀胱結石
尿道損傷
尿道狭窄
尿道皮膚瘻
萎縮膀胱
などがあります。
過去に尿路感染の予防として、膀胱洗浄を抗菌薬や消毒薬を用いて日常的に実施されていましたが、研究者によって膀胱洗浄による感染予防効果がないことが立証されました。 実施されるのは血膿や膿尿などでカテーテル閉塞時などです。
バッグを膀胱より高い位置に置くことで、逆流することもあるので注意が必要です。
車いすの場合は、バッグを置く位置に注意しましょう。独歩の方は首にバッグ入れバッグをかけるなどして対応することもできます。
(過去にバッグに芳香剤と合わせて入れている人もいました、、が、臭いが混ざるんですよね。。。
尿道カテーテル管理について
http://oab.jp/nursing/pdf/06.pdf
胃ろうとは、お腹に小さな穴をあけて胃の中にチューブ(以下:胃瘻カテーテル)を通して栄養剤を注入する方法です。
更に詳しく書くと、内視鏡で胃の中を見ながらお腹から針を刺して、お腹から胃に通じる小さな穴を開けます。
その穴に胃瘻カテーテルを通して留置し、お腹と胃がくっつくことでできる「孔あな」を「胃瘻いろう(瘻孔ろうこう)」といいます。
胃瘻の手術に要する時間は約10分~15分程度で、手術後約3週間で胃瘻ができあがります。
栄養補給をするときは、胃瘻カテーテルを介して栄養剤を胃の中に注入します。
胃ろうの管理は、胃瘻の周囲が毎日の栄養剤注入により汚れてきますので
こまめに瘻孔の周囲を清拭することが大切!
入浴・シャワーで気分転換を!
です。入浴のとき、瘻孔や胃瘻カテーテルを保護する必要はなく、そのまま入浴・シャワーをしてかまいません。
胃瘻の組み込みは簡単にできるのですが、簡単に組み込むものではありません。
問題2の程度で組み込むことは虐待と同列です。
まず本当に必要なのかを考えてください。
その事に触れられているページのリンクを掲載しておきます。
認知症の高齢者。食事がうまくできず肺炎をおこすので、胃瘻を勧められている。胃瘻をつくるべきか
http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/surg2.dir/decisionaid/gastrostomy/gastrostomy.html
胃瘻は一種の拷問 人間かと思うような悲惨な姿になると医師
http://news.livedoor.com/article/detail/6538475/
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がんばっていきますので、またのご訪問よろしくお願いします
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